こんにちは、リョウです。
本日は
“2021年に米国でIPOする銘柄の中でもイケてる銘柄について知りたい!”
“IPOする銘柄が色々ありすぎてどれが注目の銘柄かわからない…。”
という方向けに記事を書いていきます。
2021年は金融系の大型IPOが多数予定されているため、金融の年になると言われています。
そのため本日は金融系の銘柄のみに絞ってご紹介していきます。
金融系に絞るとはいえ、
“じゃあどの銘柄が特に大型かつマーケットから注目されてるの?”
と疑問を持たれる方も多いと思います。
2021年だけでも多くの銘柄が上場されるので全ての銘柄を追いきれません…。
米国株式投資をされている方にとってIPOは大きなイベントだと思います。
イケてる銘柄の株をIPO直後に買いたいですよね。
そのためにはまずどの銘柄が注目されているかを把握して、さらに詳しく銘柄について知っておくことが大切です。
米国株取引の際に多くの方が参考にしていると思われるじっちゃまこと広瀬さん(@hirosetakao)がオススメしている銘柄かつ私自身が調べて特に面白い!と思った3つの銘柄に絞ってご紹介していきます!
目次
大注目されている金融系銘柄3選!
1.ストライプ(Stripe)
一番注目なのはストライプではないでしょうか。
ストライプは2010年に創業されたオンライン決済サービスを提供している企業です。
大企業からベンチャー企業にいたるまですでに多くの顧客を抱えています。
特にベンチャー企業を中心にオンライン決済を手軽に実装できるサービスを提供しています。
簡単に実装できる点と取引が発生した場合のみコストが発生するという点が評価されて急成長を遂げました。
すでに多くの投資を受けており、現在の評価額は非上場ながら360億ドル(約4兆円)と、
米国株のユニコーンの中でもトップクラスの規模となっています。
オンライン決済市場は今後も成長が予想されており、その牽引役をストライプが担っていくのではないでしょうか。
また他の銘柄と比較して注目すべき点として、経営陣の盤石さがあります。
マイケルモリッツを筆頭に有名企業の元役員クラスが揃っています。
詳細な解説はこちら!
2.マルケタ(Marqeta)
マルケタも非常に注目されている企業になります。
ストライプと同様オンライン決済サービスを提供しています。
売上ですが、2019年の収益(売上及びその他の収益)は3億ドルを超えて2018年から2倍以上の成長。4年連続で前年比+100%以上の成長を記録しています。
(なお上記のストライプの2019年の売上は4.5億ドルでした)
すでにVisaやMastercardといったクレジットカード発行会社などの有名企業にAPIの提供を行っています。
評価額は43億ドルとストライプと比べると小さいものの、売上は順調に成長しており、太いクライアントもすでにいるため今後の成長にも期待が持てる銘柄です。
実際のサービス導入事例なども記載しているのでぜひ合わせてご覧ください!
3.コインベース(Coinbase)
上記2社とは少し毛色の違う銘柄になります。
コインベースは米国最大の仮想通貨(暗号通貨)取引所です。
日本では、bitFlyerやCoincheckが類似サービスと言えます。
昨年から今年にかけてのビットコインをはじめとした暗号通貨ブームで大きく存在感と売上を成長させました。
数値でみても、2020年の売上は12.77億ドル(前年比+139%)、ユーザー数は4300万人(前年比+34%)と順調に成長しています。
2021年になってもまだまだ暗号通貨市場は盛り上がりを見せており、
その流れにのってコインベースもさらなる成長を遂げることが予想されます。
さらにコインベースの評価額はなんと800億ドル(8兆円)を超えると言われています。
ディールのサイズでは最大になる可能性が大きい銘柄です。
詳しい数値の情報や事業リスクなども書いていますので合わせてどうぞ!
まとめ
いかがでしょうか?
本日は
2021年大注目されている金融系銘柄3選を解説してきました。
個々の銘柄についても詳しい記事を書いているので詳細はそちらをぜひご覧ください!
2021年の金融系IPOに乗り遅れずにしっかり優良銘柄を買っていきたいですね。
まだ詳細なIPO日程などは出揃っていないので引き続き情報のキャッチアップしていきます!
ちなみにIPOスケジュールはこのページが見やすいのでご参照ください。
⇒ IPOカレンダー
また主に各企業がIPO前に公表するS-1を参照に数値などまとめています。
より詳しい情報が載っていますのでS-1はチェックしておくことをおすすめします!
(必要な情報はそれぞれの記事でまとめているものの非常に細かい情報まで載っているので…!)
EDGARの使い方がややこしいので使い慣れていない方はこちらの解説記事をご参照ください。
この記事が少しでも皆さんの投資のお役に立てればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。