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【米国株】『オニールの成長株発掘法』を徹底レビュー!

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こんにちは、リョウです。

本日は、
“米国株式投資を始めたいから投資の勉強がしたい!”
“投資初心者だけど、銘柄選択のノウハウを知りたい!”

という方に向けて記事を書いていきます。

皆さん、ノリと勢いでなんとなく銘柄を選んでませんか?
誰かが買いと言ったから買い、売りと言ったから売ってませんか?

わたしも銘柄選択や株の売買において、上記のように特にルールを儲けず株式投資をしていた1人です。

そのため市場の調整が始まると気がついたら保有株が大きな含み損を抱えているということがよくありました。
そして、”なんとなく”で株式投資を行っていたので、失敗しても次につながらないことに課題を感じていました。

その時に出会ったのが本日紹介する『オニールの成長株発掘法』です。

本書を読むことで株式投資に戦略とルールが生まれて、PDCAを回せるようになりました。
もちろんいまだに損失も含み損も出ますが、なぜ損をしたのか?次に何を気をつけるべきか?が考えられるようになりました。

これから米国株式投資を始めたい方や米国株式投資の勉強をしたい方に
わたしと同じ過ちをしないようにぜひ読んでいただきたい1冊です。

本書を読むと株式投資において、”なんとなく”で意思決定をすることがなくなります。
そして、この”なんとなく”が致命的な損失につながることが本書を読めばわかります。

それではレビューしていきます!

【米国株】『オニールの成長株発掘法』を徹底レビュー!

概要

米国の有名投資家であるウィリアム・オニール自身によって書かれた1冊。
オニールの投資手法を惜しげもなくまとめています。

原作のタイトルは『How to Make Money in Stocks』で、
”どのように株で稼ぐか”という非常にわかりやすいタイトルです。

2011年に発売された本作が最新の第4版となっています。
(英語の原作は2009年に発売)

原作のAmazonレビューはレビュー数が約2,600もありつつ、星4.5と非常に高い評価となっています。

オニール自身が1880年から2009年までのお化け銘柄(=株価を急上昇させた銘柄)を徹底的に分析。
そこから導き出された、お化け銘柄に共通した特徴がまとめられています。

ぜひ以下のように株式投資を行っている方に読んでいただきたい1冊です。

・株価が低下している時に買いを実行している
・チャートはなんとなく難しそうだからスルーしている
・第三者の意見を参考に売り買いしている

ちなみに本書を読む前の私がまさに↑でした。

同じような状態になっている方はぜひぜひ本書をお読みください…!

おすすめ度

★★★★★(星5)

米国株式投資で稼ぎたい!成功したい!と思っている方は必ず読むべき1冊。

特に銘柄選択方法や売り買いのタイミングがわからないという方は絶対に読むべきです。
一方で、米国の個別銘柄が中心のため、ETFや米国株式以外の投資をメインとしている方には必要ないと思います。

米国市場の圧倒的な定量分析を投資手法のベースとしており、再現性が高いです。
この再現性が高いという点は株式投資において非常に重要だと考えています。

オニールが人生をかけて積み上げてきた投資ノウハウと圧倒的なボリュームのチャート。
それが4,180円で学べると考えると非常にコスパのいい本だなと感じています。

ちなみに執筆されたのは2009年ですが特に情報が古すぎると感じることはありませんでした。

Good:
・投資術が具体的でわかりやすい
・膨大な定量的分析に裏打ちされたノウハウが学べる
・情報量が非常に多い(特にチャート)

More:
・オニール独自の指標が多く使われている
・オニール発行の新聞などの本書以外のサービスについての言及が多い
・そのため本全体が自社サービスの宣伝感がある

前提として、非常に勉強になる米国株式投資における必読書だと思います。
特にチャートの分析については圧巻で最高です。

しかし、残念だった点としてはこの1冊だけではオニール流を日々の投資に活用しにくいことです。
というのも”レラティブストレングス指数”などのオニール独自の数値指標はオニールが発表しているサービスにしか載っていません。
そのため「Investor’s Business Daily」や「Market Smith」といった有料のサービスを利用しないとオニール流分析に使う最新のデータがキャッチアップできないです。

結果的にそういったサービスを恒常的に活用しないとオニール流の投資術を120%使いこなすことができないので、出費をなるべく抑えたい投資家にとっては厳しい面もあります。

内容

本書で学べることは大きく2つです。

・オニール流チャート分析術
・オニール流銘柄選択術

特に後者はCAN-SLIMという名前で有名な銘柄選択術です。

まず本書を読み始めるとびっくりします。

最初から怒涛のチャート100連発です。
ここを丁寧に読み込むと挫折すると思うので流し見しましょう!

なぜならチャートの後のパートに、チャートの見方の解説があるためです。
なので、チャートについて勉強してからチャートの熟読をおすすめします。

チャートが終わるとCAN-SLIMの解説に入ります。
CAN-SLIMの詳しい説明は省きますので、ぜひ本書でご覧ください。

チャートとCAN-SLIM。
ここまで勉強し終えると、以下のように意思決定をする際の指針ができます。

CAN-SLIMを使って、ピカピカの優良銘柄を見つけ出す。
そして、チャートが適切に買い場を示したタイミングで買う。
その後チャートが売り場を示したら売り抜ける。
個別銘柄で儲けようと思うと、上記がいかにうまくできるかに尽きるのではないでしょうか。

このように株式投資にかかる重要な意思決定の仕方が本書1冊で学べてしまいます!
勉強しない手はないと思います。

そして、さらにオニールは失敗する投資家の特徴として以下の要素をあげています。
(ちなみに失敗の要素は全部で21種類あるのですが、特にありがちだと思うものを抜粋しています)

・損切りできない
・株価が下がっている局面で買う
・ナンピン買いをする
・新高値に向かっている株を買うのを怖がる

思い当たることばかりで辛くなりました。
オニールは成功方法だけではなく失敗すること(=避けるべきこと)も教えてくれるので非常に参考になりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は
『オニールの成長株発掘法』を徹底レビューしてきました。

オニール流は圧倒的なデータ分析に裏打ちされていることが最も魅力的な点だと感じています。
なぜなら歴史は繰り返し、株式市場も例外ではないためです。

そこから生み出されたチャート分析とCAN-SLIM。
米国株式投資をしていく上で、勉強して損はまったくないと思います。

ビジネスでも守破離が重視されますね。
成功するためにはまず徹底的に誰かを真似してみることが大切です。

わたしは今まで真似ることをせずに、自己流で投資をしてしまっていました。
本書を読んでまずオニール流を徹底的に真似してみようと思います。
そこから始めて、今後は時代の流れに合わせて自己流へと昇華していきたいと考えています。

色々な投資手法の1つとして、オニール流について学んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

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Profile

リョウ

読書と株とゲームを愛しています。ベンチャー企業→3ヶ月で心折れて退職→一部上場企業→歯車感を感じて転職→広告ベンチャー企業で商品企画を担当。
働きながら、起業しつつブログ運営をしています。